
2025モデルSUR-RON Light-Bee シリーズの前モデルからの変更点を紹介します。
先日、入荷直後の状態でわかる範囲で変更点を紹介していきましたが、それぞれ組み上がって各部の確認が完了したので、もう少し踏み込んだ紹介をしていきたいと思います。
フロントマスクの大幅変更
 Light-Bee X・L共に、一目見て大きく変わったと感じるのはフロントマスクです。
 特にL(L1eの後継モデル)はULTRA-Beeを彷彿とさせるデザインとなっています。

 ヘッドライトはULTRA-Beeと同タイプとなり、Hi/Lo切り替え式となりました。
 フェンダーは従来のデザインを踏襲していますが、これは前後バランスを考えての事かと思われます。
Xは従来のPPシート製の簡易的なゼッケンプレートから、PP成形品のしっかりとしたものになり、よりモトクロッサー寄りのデザインになりました。

ヘッドライトは従来通りの物が装備されますが、ヘッドライトを外し、ハンドルステムをダイレクトクランプタイプに変更すれば、よりモトクロッサーっぽさが増す様な気がします。

ハンドルステムもデザインが変更され、従来モデルよりも剛性が高そうなデザインとなり、クランプ形状の変更でハンドルバーの脱着が少し楽になりました。
リアタイヤサイズの変更
従来の前後同サイズの19インチから、3.00-18、リム幅1.6とリアタイヤサイズが変更となりました。

 従来モデルは一般的にフロントタイヤでしか設定のなかったサイズを前後に装着していましたが、この変更によりリア専用のタイヤが装着できるようになりました。
 とは言えそれ程選択肢は多くありませんが…実測で90mm幅までのタイヤが装着可能です。
電源プラグの変更
今回、大幅に変更となったのが、電源プラグの変更になります。


 電源と通信が別々になっていた従来モデルから、それぞれが一体となった1プラグ式へと変更になり、バッテリーの脱着が楽になりました。
 電源プラグの変更に伴い、従来モデルとのバッテリーの互換性はありません。
ブレーキホースの変更
これはXになりますが、MTB用の流用から、大幅に変更されています。

 ジョイント部はMTB規格のままの様ですが、ホースは自動車用の規格(SAE J1401)となっています。
それに合わせてブレーキフルードもミネラルオイルからDOT4が指定となっています。
Lに関しては関連法令の関係上、従来モデルからの変更は無く、コンビブレーキ仕様となっています。

 フロントはダブルディスクとなっていますが、左側がフロントのみ、右側がコンビブレーキ用としてリアブレーキと連動しています。
パワーユニットの変更
 従来モデルの5Kwから8Kwへと最高出力がアップし、よりパワフルな走行が可能となりました。
 Lは原付二種の規格に合わせ、定格出力を1Kwに抑える様リミッターで制御しています。
高性能ブレーキパッド付属
こちらは変更点ではありませんが、車両に装着されているブレーキパッドとは別に【高性能ブレーキパッド】が付属します。

制動力と耐フェード性が向上したブレーキパッドとの事ですが、鳴きが大きくなってしまうデメリットがある為、説明通りであれば街乗りにはちょっと不向きかもしれません。
 以上、着実に進化を続けているLight-Beeシリーズの2025年モデルの主な変更点になります。
 最近はLight-Beeを模したモデルが各メーカーからリリースされていますが、それだけSUR-RONの完成度が高いと言う事だと思うので、今後のLight-Beeを初めとしたSUR-RON製品の進化に期待です。
 SUR-RON 2025 Light-Beeシリーズに関して詳しくは、当店又はお近くのSUR-RON正規販売店へお問い合わせください。
当店へのお問い合わせは、こちらより宜しくお願いします。
 









 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 