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先月より試験販売を開始したLight-Bee L1e・L1j用リスタイルキットですが、色々と疑問に思う部分があると思うので、簡単に取付方法と一緒に解説していきます。


 まず第一に各保安部品の取付位置が規制に合致しているのは勿論なこと、きちんと機能していなくてはいけません。
 現在好評販売中のフェンダーレスキットでもそうですが、その点をしっかりクリアしていないと販売は出来ません。
 今回のキットで一番ネックとなったのはナンバーの角度です。
 2021年10月1日以降より初めて登録される車両に対し、ナンバーの角度が上向き40度、下向き15度以内と言う新基準が適用される為、まずはその基準に適合しつつ、タイヤとのクリアランスを確保させるところから設計を進めました。
 そこで、完成したのが上記写真となります。
 実際にはこれでもナンバーとのクリアランスは結構ギリギリとなるので(クリアランスに関してはこちらを参照)、フルボトムさせるような走行をする際は、ナンバーを外して走行することをお勧めします。

※ナンバーを外しての公道走行は絶対に行わないでください。

 取り付けに関しては、ほぼボルトオンとなります。
 フェンダー裏に3Dプリントパーツのステーを固定する形とし、純正のシート下カバーはオリジナルのアルミ製の物に付け替えて各部品を組み立てる形です。
 そこで一番気になるのは強度面になるかと思いますが、製作するにあたり色々な素材、形状等をテストし、何度も図面を描き直しながら現在の素材・形状になります。
 中には3Dプリント部品と言うだけでマイナスのイメージを抱いてしまう方も居ると思いますが、最近では3Dプリントの技術・素材等も大きく進化し、十分な強度を確保できるようになってきました。
 しかし、そうは言っても正直100%信用できない部分もあると思うので、どうしても強度が必要な部分はアルミパーツを併用して強度を確保しています。

 製品はこのように組み立てられた状態ですので、車両から外したウインカー、リフレクター等を移植していきます。

 更にサイドパネルを付属のステーを使用して組み立てて、それらをシートに合わせる形となります。


当店オリジナルのシート下カバーをシートレールに固定(外したプッシュリベットを再利用)してから、上記で組んだシートAssyを取り付けます。
※取付前に灯火類のコネクタ類を繋ぎ、配線がシートレール等に挟み込まれない様気を付けて取り付けてください。

 下から見るとこの様に収まります。
 部分をM5ボルトで固定します。
 リベッターをお持ちの場合、シート下カバーを固定する際、プッシュリベットからブラインドリベットに変更することにより、シートレールとの一体感が増し、強度アップにつながります。
 最後にマッドフラップを取り付け、灯火類の点灯確認をして、正常に作動する様であれば完成となります。


 ここまで仕上げるのに、基本ボルトオンとなりますが、灯火類の配線を移設する際に、一部加工が必要になる場合があります。
※商品のデザイン、仕様、外観、価格は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

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